2014年 11月 03日
ヨガとお灸 |
昔から冷え性で、ひどい肩こりになやまされていた。30代後半で体調を崩し、仕事も退職しなければならなかった。数年間の治療中に体力が低下し、非常に疲れやすくなってしまった。なんとか体力をつけたいと始めたのがヨガだった。もともと身体が柔らかい方だったので、ヨガのポーズをすると心地よかった。
月に数回のペースが週2~3回のペースで通えるようになり、体力に自信がついた。そのお陰でパートの仕事を就くことができるまで体調が回復した。
ヨガは身体のリフレッシュと共に、複式呼吸による精神的なリラックス方法を学ぶことができた。その後、お灸に出会った。以前から興味はあったが自分でお灸をすえる勇気はなかった。ある集まりで鍼灸師の方と出会い、その方が主催するお灸教室に通い始めた。毎回ツボを教えていただき、そこで実際にせんねん灸をすえる体験ができた。回を重ねる毎にツボの位置を確実につかむことができるようになった。
このお灸で一番効果があったのは、婦人系の病気や冷えに利くツボに数回お灸をしたら、長年悩まされていた生理痛がピタッとなくなったことだった。毎回頭痛や横になっていたいくらいの激痛があったので、すっかりなくなってしまったことは本当に驚いた。
今私の生活にはヨガとお灸は欠かせないものとなっている。お灸もせんねん灸だけではなく、棒温灸やもぐさでのお灸にも挑戦している。お灸教室で教わる東洋医学の考え方に共感し、食養生にもつとめている。飽食の時代で、今はいかに身体に良いものを食べるかというよりは、いかに食べないかということが大切だと教わった。世の中身体に良いといわれる物であふれているが、食べ過ぎて身体を壊す人の方が多い。むしろ粗食でいることの方がとても難しくなっていると思う。
by bbggyeg
| 2014-11-03 14:06